香月院深励 『六合釈講話』

香月院深励師による「六合釈」の講本

製本発注4,300円六合釈講話296頁
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『六合釈講話』について

国立国会図書館デジタルコレクションでは「六合釈講話」にてヒットします (こちら)。3冊の和本データを整形して1冊にて製本化しました。全部で300頁手前ですのでブックカバーがつけられるギリギリの1冊にまとめまりました。

講話ということからも講義であることが分かります。講者は香月院深励師、「六合釈」について講じるようにいわれて、最初は法佳の『分別六合釈』でどうだと言われたけどアレは講義でやるほどのものではない、やるならば慈恩大師のオリジナルの本 (『大乗法苑義林章』) を読まねばダメだということで純粋な仏教学の講義となっています。ここでも高倉学派の学僧は宗乗だけでなく余乗についても得意分野を持っていたことが感じられます。

今の時代には六合釈などでモノを言うことも少ないとは思いますが、深励師の仏教学の講義は貴重です。また「持業釈」「依主釈」にも詳しくなります。ページ数が多くてちょっとお高めなのは申し訳ないところです。元のように3冊に分けても良かったのですが一部分だけ欲しい人は居ないと思いますし、3冊に分けると製本のブックカバー代金などで結局高くついてしまいますので1冊にまとめました。

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