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小竹山房について

近年、国立国会図書館デジタルコレクションにより非常に多くの古書籍にアクセスできるようになりました。真宗学関係は特に江戸時代に盛んに研究され、そして明治期には多数の江戸講録(講義録)が刊行されていました。著作権保護期間の終わったそれらの書籍が自宅に居ながらPC上にて閲覧そしてダウンロード可能となっているのは大変喜ばしいことです。

しかしながら悲しいかな、紙媒体で育った私にとってはモニター上のフォントを見てもなかなか内容が頭に入らず、また自由にマーカーを引いたり書き込んだりもできない。やはり昔ながらの紙媒体の書籍で読む方が勉強が進むことからチマチマと1枚ずつ自分で画像を整えて整形済PDFを作成しこれを製本化して読んでいました。

現在このような著作権の切れた古書籍に対してのオンデマンド出版としては、amazon三省堂などでも始まっていますが私の読みたい仏教書籍が発売されるにはまだまだ時間がかかりそうです。

そこでこれまでに私自身が時間と手間をかけ整形して製本化したものについて誰でも購入できて勉強の助けとなれるようこのページを立ち上げました。そしてこれを「小竹山房」と名付けました。「小竹山房」とは今は亡き祖父の書庫につけられていた名前です。

製本には「製本直送.com」のオンデマンド販売サービス「どこでも出版」を利用しています。そちらへの委託手数料とデータ整形に要した私自身の作業時間に対して少しだけ製本実費に上乗せして販売価格を設定させて頂いています。値付は既にある国会図書館デジタルコレクションからのオンデマンド出版サービスの書籍販売価格等を参考にさせて頂きました。

元々勉強用教材なのでこれまでは表紙等も最低限にしていました。ただ今回はせっかくなのでブックカバーをつけて多少見栄えも気にしました。ただし中味は古書データですのであくまで紙書籍を通して自身の勉強をしやすくするためのものと割り切らせていただいてます。素人仕事なので天地等の余白も書籍間では統一的には整えていません。各本毎に見た目での違和感が出ない程度に整形しています。

製本化しているのは国会図書館デジタルコレクションにて公開されている中で私が勉強につかったものが中心です。既に自分の手元にある書籍は製本化していません。元が自分の勉強用なので品揃えは非常に偏っています。香月院深励師の講本が中心です。その中でも今は入手が難しい本、自分の勉強に役立ちそうな本を製本化しました。真宗学を勉強される方には是非一度は目を通して頂きたい本ばかりです。

オンデマンド出版なので注文が入らなくても損をすることは無いのですが本ホームページを立ち上げるためにレンタルサーバーを借りました。はたして私が注目している書籍に対して興味を持って下さる方がどれだけ居られるのか不明ですがしばらく公開させていただきます。

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